聖書のメッセージ

　「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。

　　それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、

　　永遠のいのちを持つためである。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ヨハネの福音書３書１６節）

　今年もクリスマスの時季がやって来ました。年々大がかりになって行くツリーやイルミネーションとは裏腹に、現実の社会は問題だらけで、暗くなるばかりです。特に子どもの不登校、いじめ、そして自殺などが目立ちます。けれどもそれらは、子どもを取り巻く大人社会の反映にすぎません。子どもは大人たちを見て育つのです。大人社会はどうでしょうか。様々な人間関係のもめ事、能力主義や見かけによる評価や差別、ルールを守らない不正、犯罪や自殺など。これらはある特定の人たちの問題なのでしょうか。聖書には、「私たちはみな、羊のようにさまよい、おのおの、自分勝手な道に向かって行った。」とあります。これは、創造主なる唯一、まことの神様に背き、離れ、自分勝手に生きるようになった人間の姿を描いています。それが人間の罪であり、すべての人間が罪人なのです。その結果が、今の社会であり、そのような人間は神様のさばきの下にあるのです。しかし、神様はそのような人間をなおも愛し、罪から救うために、御子イエス・キリスト様を救い主として、この世に遣わされました。イエス様は、罪人の罪を負い、十字架で身代わりの刑罰を受けられ死なれ、三日目によみがえられました。それは、神様からの文字通りのクリスマス・プレゼントなのです。プレゼントは、感謝して受け取らなければ自分のものにはなりません。あなたは、この神様からの愛のプレゼントを受け取られますか。

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