Q&Aコーナー
Ⅵ、『その他』
Q1.「どうして占いは悪いのですか?」
A1.占いに夢中になって、その日の良い方角や、相性の良い場所や文字にとらわれ、不自由な生活をしている人がたくさんいます。占いは、結果的に人を不自由にし、縛り付けるものなのです。また、占いで出た結果を宿命的にとらえ、当然なすべき努力もしないで、楽観して失敗したり、逆に、もう何をしてもだめだと、最初からなげやりになってしまう人もいます。占いをすべきでない理由があります。
①聖書が占いのを禁じている(申命記18章9-13節)
占いは、聖書においては「忌みきらうべきならわし」です。占いは、むさぼりから出てくる偶像礼拝に深く結びついたものだからです。この世界を支配しておられる、まことの神様と正しい関係を保ち、神様の祝福の中に生きようとするより、手軽で虫のよい幸福願望を満たそうとするものが占いなのです。占いは、呪術の一形態で、おはらい、まじないと同じようなものです。最近では、血液型による運命決定的な性格判断やコンピューターの判断が、おみくじを引くと同じ気分で受け入れられ、形を変えた新種の占いとして、人々に歓迎されています。
②占いは悪霊と交わること(使徒の働き16章16節)
占いという行為は、悪霊と深く関係したもので、それを行なう者は、最終的には、悪霊の首領であるサタンと交わることになる、ということです。仮に遊びのつもりでも、やはりサタンとの交わりは厳に避けるべきです。
③神様が語っておられるから
生けるまことの神様は、愛のみこころを聖書を通して私たちに語りかけておられます。これを無視して、不確かな占いに聞くなど、愚かな行為です。
*申命記18章9-13節「あなたの神、主があなたに与えようとしておられる地に入ったとき、あなたはその異邦の民の忌みきらうべきならわしをまねてはならない。あなたのうちに自分の息子、娘に火の中を通らせる者があってはならない。占いをする者、卜者、まじない師、呪術者、呪文を唱える者、霊媒をする者、口寄せ、死人に伺いを立てる者があってはならない。これらのことを行なう者はみな、主が忌みきらわれるからである。これらの忌みきらうべきことのために、あなたの神、主は、あなたの前から、彼らを追い払われる。あなたは、あなたの神、主に対して全き者でなければならない。」
*使徒の働き16章16-18節「私たちが祈りの場に行く途中、占いの霊につかれた若い女奴隷に出会った。この女は占いをして、主人たちに多くの利益を得させている者であった。」